宿主の徒然日記

2019年02月07日

近郷近在

近郷近在施設巡り~その弐

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茂野タンスを後にして同じ田上町の椿寿荘(ちんじゅそう)へ

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大正時代、日本の五百町歩(500ヘクタール)以上の大地主の半数は新潟にありました。
そして個人で千町歩を所有する巨大地主は北海道を除く全国で9名、新潟はその内の5家が名を連ねておりました。
(市島家、伊藤家、白勢家、田巻家、斉藤家)

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1897年、田巻家7代目当主が「不況で仕事のない小作人に働いてもらう」ために、当時日本三大名人の一人と言われた越中の宮大工、松井角平に依頼して建てた離れ座敷が、この椿寿荘だそうです。いわば人助けの為の事業でした。

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京都本願寺に用いられた技法を、彫刻師・岩倉知正が忠実に再現。模様の回りを削って落とす「透かし彫り」の欄間。

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船着き場に見立てた土台の無い(石積み)の建物。
度重なる地震でも崩れなかったのは驚愕です。

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今年10月~11月末日まではランチ営業も行う予定です。

我々もお腹が空いてきました(^^)
次回に続きます。

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