彌彦神社バーチャルガイド その壱(一の鳥居~玉の橋)(←初めての方はこちらからご覧下さい)
二の鳥居に向かって左側
手水舎前にて
古くは御手洗川で手足を清めてましたが、現在は簡略化されてこの手水舎にて手水を行います。
作法は全国共通ですので覚えておいて下さい。
まず、右手に柄杓(ひしゃく)を持って水をくみ、左手を清めます。
次に左手に持ち替えて水をくみ、右手を清めます。
再び右手に持ち替え水をくみ、半量程を左手受けて口をすすぎます。
最後に柄杓を立てて残りの水で柄の部分を流し洗いして終了です。
よく柄杓に口をつける方がいますが、無作法なので避けましょう。
絵馬殿にて
こちらの建物が絵馬殿です。当初は、本物の馬をお供えし、五穀豊穣を祈るのが始まりでしたが。
その後、著名な絵師に馬を描かせて奉納するほうがより高価となり流行りました。
中へ入ってみましょう。
絵馬を奉納するようになると、自分の願い事にまつわる絵を描いて奉納する、
例えば目を治したければ目の絵、旅の安全を祈るなら足の絵、
漁の大漁を祈るなら魚の絵と馬以外の願い事にまつわる絵を描いてお供えする事が普通となりました。
中には大変古い物や、著名人の奉納した物もあるようですが、
如何せん皆が勝手に奉納して行くのが常でしたので神社も整理出来ないでいるそうです。
弓矢の絵馬や
ワニの絵馬もあります。
競輪場が陸上競技場だった頃の記録も展示されてます。
その五に続きます。