今月28日に「妙多羅天女」の伝説が伝えられている宝光院にて妖怪講話が開催されます。
「妖怪の集い」と題しましたが、もちろん妖怪が集まる訳ではなく(^^;
また、こわ~い怪談っというわけでもありません。
当日は新潟県の妖怪研究の第一人者高橋郁丸さんをお招きし、弥彦周辺に伝わる妖怪伝説を楽しく、ちょっぴり恐く聞かせてもらいます。
昨日、打合せで聞かせていただいた妖怪の抜粋です。
【ヤサブロウバサ】
レベル(注1):戦闘力70 防御力60 頭脳70 残忍性100→0
悪い子をさらって食べてしまうという妖怪、後に改心して「妙多羅天女」(みょうたらてんにょ)という天女となる。
私達も子供の頃から良く聞かせられた話で、弥彦ローカルなお話だと思ってましたが、高橋さんのお話で栃尾や魚沼地方にも伝説がある事を知りました。
弥彦には現在も子孫が在住してます。
【カマイタチ】
レベル:戦闘力60 防御力50 頭脳50 残忍性70
突然人を斬りつける妖怪、切られた箇所からは何故か血が出ない。
全国的にも知られる妖怪ですが、弥彦山の「黒谷」(場所は不明)に生息しているらしい。
【酒呑童子】
レベル:戦闘力80 防御力60 頭脳90 残忍性90
平安時代に越後で生まれ、国上山の稚児になると稚児道を通って彌彦神社に通ったと言われている。
詳しくはこちら
酒呑童子は京都で退治されたが一番弟子の茨木童子は故郷の栃尾に帰ったといわれる
【玄翁和尚】
レベル:戦闘力60 防御力60 頭脳100 残忍性0(っていうか妖怪じゃないし)
九尾の狐の念がこもり、周りに毒を撒き散らしていた殺生石を鎮めた偉い方。大工道具のゲンノウはその名に由来するといわれている。
何と玄翁和尚は弥彦村矢作の出身。
当日は他にも沢山の妖怪が登場します。
定員30名、お申し込みは弥彦観光協会(0256-94-3154)まで
(注1)私が個人的に付けたレベルです。何の根拠もございません(^^;