宿主の徒然日記

2009年08月19日

グルメ

神楽坂デビュー

打合せ終了後、同行した2人はそれぞれ用事があると言う事でホテル玄関にて解散。
ホテルから程近い神楽坂に来てみました。
R0013090_2
学生の頃に少し東京に住んでいた頃は、何となく敷居が高そうで足の向かなかった場所ですが
最近、グルメ雑誌や酒を題材にした漫画なんかを見て興味津々のエリアでした。
R0013091
まだ明るい時間帯でしたので飲み屋さんも準備中のところが多く、夜の雰囲気は味わえませんでしたが
閑静な雰囲気の中、都心乍ら生活感も残る街並みは本当に良い雰囲気でした。
R0013092
そして訪れたのが、一部呑ん兵衛の中では国宝級の賛辞をおくられている「伊勢藤」
外観の写真を撮って中に入ると午後5時過ぎにも関わらず先客が2名。(開店は午後5時)
「1人です」と店主に告げると「ここ以外でしたらどちらでも」っと予約席らしい角席を除いたカウンター席に通されます。
事前に下調べした店の情報によると
・飲物は日本酒のみ、ビールも焼酎も無し。
・しかもそのお酒が「白鷹・上撰」のみ。燗か常温だが燗酒が絶妙。
・夏でも冷房無し、団扇を貸してくれる。
・席に着くと何も言わなくてもお通し4品と味噌汁が出る。
・大声を出すと叱られる。
っと、巷の居酒屋とはかけ離れた感じのお店です。
「お酒はお燗して良いですか?」と聞かれたので
「はい」と答えると炭火の囲炉裏端で、それは丁寧に燗を付けてくれます。
この日のお通しは「玉子焼き」「枝豆」「蛸山葵」「じゃこと高菜(かな?)の炒めた物」
二本目のお酒を注文して「枝豆が美味しいからお代わり下さい、何処の枝豆ですか?」
などと話してみると結構気さくに話もしてくれます(普通のお店では普通の事ですけど(^^;)
給仕係のお姉さん(奥様かな~?)から「食べて下さい」とトウモロコシと野菜の炊いたものも出してもらったりもして、凛とした雰囲気の中、お酒では無く雰囲気に酔ってしまいそうでした。
帰る頃に立て続けに常連さんらしき人が入店して来ました。
「○○さんお一人~」と名前を呼ばれて通されます。
玄人の立ち振る舞いをウオッチしたかったですがお酒もつまみも無くなったので帰る事に。
いつか「神田さんお一人~」と呼ばれて入店したいものです。
賛否両論ありそうですが私にとっては素晴らしいお店でした。

コメントを書き込む

コメント*
名前 *