彌彦神社バーチャルガイド その壱(一の鳥居~玉の橋)(←初めての方はこちらからご覧下さい)
半年以上も放置してました彌彦神社バーチャルガイド、ついに最終回となりました。
隋神門前にて
階段の上に見えます門が隋神門(ずいじんもん)です。
神様がこの地に来られるときにお供をした隋神様をお祀りしております。
右が長気(おさげ)、左が長邊(おさべ)の兄弟です。
長気が口を開いているのに対し、長邊は閉じています。”あ・うん”ですネ。
現在でも質実剛健、力の強い武神として弓矢・刀を身につけ、邪悪なもの全てをはね返し、神門をお護りしています。
両脇の狛犬も特徴があり、伸び上がった姿でスマートな狛犬です。
これは、現社殿設計者で東洋美術に詳しい工学博士・伊藤忠太氏の考案に基づき、
新海竹太郎氏が原型を造り、名工酒井八右衛門が刻んだものです。
ではいよいよ中に入ります。
一同随神門前で一礼して入る
拝殿の奥をご覧下さい。
私達が参拝する建物の後ろにも屋根が2つ見えます。
一番奥が神様が祀られている建物、
その手前は天皇家のみが入る事のできる建物です。
彌彦神社の御祭神は、天照大神(あまてらすおおみかみ)のひ孫にあたる天香山命(あめのかごやまのみこと)をお祀りしています。
大神様は、紀州、現在の和歌山県に住んでおられ、神武天皇の国家統一にお力添えをされました。
その後、勅命により越後地方開拓経営のために遣わされたといわれております。
日本海を船で渡り、現在の寺泊野積浜に上陸されました。
そこで網を用いて魚をとることや海水から塩を採る事を教えた後、
海側から弥彦山の峠を越え、現在の弥彦の地に定住されました。
越の国を平定して、住民に稲作や酒造りもご指導されたといわれてます。
こちらからは弥彦山の頂上も望めますが、弥彦山山頂には、
弥彦大神様と姫神様をお祀りする奥院「御神廟」があり、
最近は縁結びの名所としても注目されております。
一般的には二拝二拍手一礼の作法で参拝しますが、
彌彦神社では、二拝四拍手一礼が正式です。
それでご一緒に参拝致しましょう。
一同参拝
本日はつたないガイドにお付き合いいただきまして、ありがとうございました。
越後一宮、弥彦大神さまにご参拝いただきましたので、
皆様のこれからのご多幸は、間違いないと思います。
とりあえず、雪道で転んだりしないよう、お帰り道に気をつけて下さい(^^)
本日は、ありがとうございました。
観光客役部員一同:「ありがとうございました」